平成6年、この地に我が家ができて以来、毎年美しく咲いてくれます。
ボタン属の花は、植えられてから数年花は咲きませんが、一度開花すれば毎年きれいな花を見せてくれます。これは、松山の家の庭に咲いていたものを移植しました。
「芍薬」と、「薬」の字が入っているように、根を薬用部分として用い、婦人薬、鎮痛鎮痙薬、冷え性用薬、風邪薬、皮膚疾患用薬、消炎排膿薬とみなされる処方に配合されています。漢方薬で、「当帰芍薬散」「芍薬甘草湯」「葛根湯」「小青竜湯」などは、よく知られているのでは?
学名:Paeonia lactiflora
「Paeonia」はボタン属をさしますが、この由来について興味深いものがあったのでご紹介します。(諸説ありますが・・・)
ギリシャ神話の医薬をつかさどる神「Paeon」は、ゼウスの子を身ごもっていた出産の神レトに、オリンポスの丘にある不思議な植物(根が陣痛を和らげる)を教えてもらいます。これを使って、冥界の王「ハデス」の傷を治しますが、自分の師である医神アスクレピオスより有名になってしまい、嫉妬した師に殺されてしまいます。これを知ったハデスが恩人の死を悲しみ、Paeonを薬草に変えた・・・Paeonia と呼ばれるようになったとのことです。
湯あみベースのBASE(基地)には、芍薬や葛、各種ハーブ、野生のお茶の葉等、たくさんの薬用植物がありますので、お近くに寄られた際はぜひ見に来てみてくださいね♪
景色も抜群です☆☆☆
ここでの足湯、最高ですよ♨